関税士への輸出情報照会権限の付与
関税士にFTA原産地証明書の発給を任せる輸出者は、UNI-PASS(韓国関税庁の電子通関システム)にログインし、Myメニュー、サービス管理、自社実績権限設定の画面で関税士を登録し、原産地証明にチェックを入れて保存します。
権限がないと、関税士が発給申請書に輸出申告番号を入力しても、輸出申告の内容を照会できません。設定の前に、通関固有符号とUNI-PASSの利用者登録が済んでいるかを確認します。
関税士が輸出者に代わってUNI-PASSでFTA原産地証明書の発給を申請するときは、申請書に輸出申告番号を入力して輸出申告の内容を呼び出します。
韓国関税庁は2026年10月7日のお知らせで、関税士(申請代理人)がこの照会を行うには、輸出者(荷主)から輸出情報照会権限の付与を受ける必要があると案内しました。権限がないと、“該当する輸出申告番号を照会する権限がありません”というメッセージが表示されます。
税関が発給する原産地証明書は、輸出物品の船積みが完了する前までに発給を申請し、やむを得ない事由でそれまでに申請できなかった場合は、船積み日から1年以内に申請できます(FTA関税特例法施行規則第10条第1項、第3項)。
権限設定の前に確認すること
- 通関固有符号:自社実績権限設定の画面は、“通関固有符号がなければ登録できません”と案内しています。通関固有符号がない場合は、先に発行を受けます。
- UNI-PASSの利用者登録:韓国関税庁のお知らせは、輸出者がUNI-PASSに加入する際に、事業者の類型は貿易業者(公共機関を含む)、サービスの種類は情報照会と証明書発給にチェックを入れるよう案内しています。
自社実績権限の設定手順

- UNI-PASS(unipass.customs.go.kr)に、輸出者のアカウントでログインします。
- 画面右上のMyメニューを押し、左側メニューでサービス管理、自社実績権限設定を順に開きます。
- 画面下の登録ボタンを押します。
- 関税士事業者番号欄の虫眼鏡ボタンを押して関税士を検索し、検索結果を適用します。UBIS関税士事務所の事業者登録番号は881-33-01560です。
- 設定区分で、原産地証明にチェックを入れます。
- 保存ボタンを押し、保存するかどうかを尋ねるウィンドウで確認を押します。
原産地証明の権限には、輸出情報、署名照会、認証輸出者の照会があわせて含まれます。保存後に同じ画面で照会ボタンを押すと、登録した関税士が一覧に表示されます。
その他の権限項目と権限の解除
自社実績権限設定の一覧には、原産地証明のほかに、月別納付/担保限度額/還付支給口座、滞納内訳、還付残量、審査情報照会、戦略物資書類照会、納税申告お助け情報、輸入申告実績、輸出申告実績の項目があります。原産地証明書の発給のみを任せる場合は、原産地証明にだけチェックを入れます。
権限を変更または解除するには、同じ画面で照会した後、該当する関税士の行を選択して修正または削除ボタンを押します。
出典:UNI-PASSお知らせ(韓国関税庁が2026年10月7日に掲載、掲載番号202610073004、題名 FTA原産地証明申請書の改善に伴う自社権限の設定方法)、自由貿易協定の履行のための関税法の特例に関する法律第11条(原産地証明書の作成・発給等)、同法施行規則第10条(輸出物品に対する原産地証明書の発給手続)。2026年10月16日のUNI-PASS画面と施行法令の基準。
